子供の足音対策を調べていると必ずと言っていいほどHITするのが、「静床ライト」「静床プレミア」「防音専科MUTE」です。
わたしは子供の足音で苦情を3回もらったことがあるため、3商品についてネットやSNSで評判を調べたりと防音マットに関するあらゆる情報を探してきました。
最終的に選んだのは防音専科MUTE。後悔は一切ありません。
本記事では今まさに防音マット選びに悩んでいる方向けに、私が「静床ライト」「静床プレミア」ではなく、防音専科MUTEを選んで理由をご紹介したいと思います。
執筆者情報

ポポ
子供の足音で下の階の方に迷惑をかけてしまったことをきっかけに、床の防音について散々調べてきました。
コルクマット・ジョイントマット・防音専科MUTE、試せるものは全部試して辿り着いた結論は・・「賃貸マンションで完全な防音は難しい」
床防音にかけた金額
370,060円
私が静床ライト・静床プレミアではなく防音専科MUTEにした理由
まずはそれぞれの公式サイトの情報をもとに「静床ライト」「静床プレミア」「防音専科MUTE」を比較すると下記のようになります。
商品名 | 厚み | サイズ | 遮音等級 | 1枚当たりの単価 | 8枚セットの価格 |
---|---|---|---|---|---|
静床ライト | 9.5mm | 50cm×50cm | LL40 | 2,442円 | 11,726円 |
静床プレミア | 12.5mm | 50cm×50cm | LL40 | 3,850円 | 18,040円 |
防音専科MUTE | 17.5mm | 50cm×50cm | LL35 | 2,180円 | 16,500円 |
この比較表を見る限り、防音専科MUTEが防音性能・コストともに優れているように感じます。
ちなみに遮音等級とは防音性能を表す指標で、数字が低ければ低いほど防音性能が高いと判断することができます。


防音専科MUTE公式サイトより
静床ライトは防音マットの厚みが薄すぎる(9.5mm)
わたしは子供の足音で苦情を何度も言われていますので、防音マットの厚さは絶対必要だと考えます。
特に苦情をもらったことのある方であれば「1mmでも厚くして対策したい」という心理状況になっていると思います。
※ちなみにわたしはコルクマットを3重(厚さ4cm)にして対策をしていましたが、音は響いていたようです。
静床ライトと静床プレミアは3重バッキング構造が売りのようですが、厚さ9.5mmでは子供の足音対策するうえでは話になりません。

いくらバッキング構造がなんとやらと書いてあっても、9.5mmしかない時点で静床ライトはないなと判断しました。
静床プレミアは高い・・気がする
防音マットの厚みから、静床ライトはなしです。では静床プレミアはどうかというと、厚みも防音専科MUTEより5mmも薄いのに、価格が高いような気がします。
わたしはリビング全体(約13畳)に敷こうと考えていたため、それぞれシミュレーションしたところ以下のような金額となりました。
商品名 | 厚み | 13畳の見積シミュレーション(税込み) |
---|---|---|
静床ライト | 9.5mm | 118,096円(99枚) |
静床プレミア | 12.5mm | 197,890円(99枚) |
防音専科MUTE | 17.5mm | 206,720円(100枚) |



先ほどの比較表にもありましたが、遮音等級は以下の通り。
- 静床プレミアがLL40
- 防音専科MUTEがLL35
※数字が低いほど防音性能に優れいています。
防音専科MUTEより少し安いですが、価格面・防音性能面で静床プレミアを選ぶ理由が見当たりませんでした。
足音マットとの併用が前提になっている気がする
ピアリビングの公式サイトでは静床ライトのページに以下のような訴求があります。

足音や振動を強化したい方には足音マットがおすすめ。
これを見たときに「静床ライト+足音マット」じゃないと子供の足音を防げないんじゃないか?と思いました。
わたしはこれまでコルクマットやジョイントマット、遮音シートなどで散々防音対策をしてきて、静床ライトの厚さ9.5mmでは、ほとんど効果がないと思ってます。
じゃあ「静床ライト」と「足音マット」購入しますか?というと完全に予算オーバー
足音マットを13畳分購入すると、なんと141,900円。
仮に静床ライトと一緒に購入すると、259,996円。
足音マットの厚さは7mmなので、静床ライトと合計しても防音専科MUTEの17.5mmには及びません。

商品名 | 厚さ | 13畳の見積シミュレーション(税込み) |
---|---|---|
静床ライト+足音マット | 16.5mm (9.5mm+7mm) | 259,996円 (118,096円+141,900円) |
防音専科MUTE | 17.5mm | 206,720円 |
というか足音マットがこれだけ高いなら、防音効果があるのは静床ライトではなく、足音マットなのでは・・?とも思ってしまいました。
※余談ですが、防音専科MUTEを購入する前に、廊下用に足音マットを購入していました。

静床ライトにしなかった一番の理由は”ケチって後悔したくないから”

価格面だけを考えるのであれば、静床ライトにするのがお財布に優しいです。リビング分(13畳)で約10万円も価格が違います。
ただわたしはプロフィールにもある通り、足音の苦情を3回もらってさまざまな対策をしてきました。もちろん、足音で迷惑をかけているのは大変申し訳ないですが、こちらとしても心労はハンパではありません。
子度が少しでも走り回ったり、ドタバタしたら「ダメ!」と叱責したり、抱っこしたりと・・
こういう心労をなくすためには値段を安く済ませるより、最大限の対策をするのがベストだと考えました。
防音専科MUTEはマイベストの「防音マットランキング」第1位で、下記のようなレビューがあります。
防音性の検証では、騒音値を9.8dBも軽減し、今回検証した商品中最も高い評価を獲得。検証中、実際に振動音を聞いていても、この商品を使用したときだけ明らかに音量が違うのを感じるほどでした。
https://my-best.com/757
「防音専科MUTEを選んで苦情が来たらもう仕方ない」と諦めもつきます。
でも少しでも防音対策をケチって静床ライトにしていたら、「ああMUTEにしておけばよかった・・」となるのが目に見えます。
これが私が防音専科MUTEを選んだ一番の理由です。
静床ライト・静床プレミアはこんな方にはおすすめ
私が静床シリーズより防音専科MUTEを選んで理由をお伝えしてきましたが、では静床シリーズはどのような方が購入するべきなのでしょうか。
- 価格を少しでも安く抑えたい方
- 豊富なカラーバリエーションから選びたい方
- 扉の下の隙間までしっかり防音対策したい方
静床ライトのサンプルを取り寄せると、さまざまなカラーバリエーションから選べることがわかりません。部屋のテイストや自分の好みの色から選びたいということであれば静床ライトはおすすめできます。
選べるカラーバリエーション(静床ライト)
- オフオワイト
- チャコール
- ブラウン
- シープホワイト
- ライトブラウン
- オレンジ
- グリーン
- ブルー
- アーバンブラック
- ピンク
- ダークブラウン
また静床ライトは厚さ1cm以下なので、扉の下の隙間に敷くこともできる可能性があります。(マンションによって異なるので購入前にしっかりと採寸することをおすすめします。)
価格はいうまでもなく、防音専科より安くなりますので、少しでも価格を抑えたいということであれば、静床シリーズがおすすめです。
まとめ
わたしが静床ライト・静床プレミアにしなかった理由
- 防音性能に疑問をもったため
- 価格とのバランスが悪いため
- なにより後悔したくないため。
もし皆さんが子供の足音で心労を抱えているのであれば、中途半端な対策はしないほうがよいです。
防音マット最強と言われる防音専科MUTEで苦情が来たら諦めもつきます。
ぜひ防音マット選びの参考にしていただければと思います。
